クレジットカードと一口に言っても、その種類たるやものすごい数のカードが存在します。
例えば世界最大のシェアを誇るVISAカードでも、JALカードや東京電力のカードに付いている者もありますし、有名なのは三井住友VISAカードでしょうか。勿論ポイント還元率やETCカードなどサービスもそれぞれ異なります。
しかし、そんな種類の多さに惑わされず、じっくり見てみれば基本はいたってシンプルなもの。
たった5種類を把握するだけで、ごちゃごちゃしてた中から自分にぴったりの1枚を探し出すことが出来ます。
クレジットカードは、大きく分けるとたったの5種類
クレジットカードの国際ブランドは大きく分ければたった5種類。この5種類をおさえるだけで、選択肢がぐっと明確になります。案外簡単ですから、この機会に覚えてご友人にも教えてあげてください。
ブランドはVISA(ビザ)、mastercard(マスターカード)、JCB(ジェイシービー)、アメリカン・エキスプレス(通称アメックス)、ダイナースクラブの5種類です。皆さんもおそらく見覚えがあるのではないでしょうか？この5種類がいわゆる国際ブランドと言われるもの。
例えばお持ちのカードにVISAのロゴが付いていれば、VISA加盟店ならば世界中のどこでも使えます。仮にそのカードが地元のスーパー発行のカードだったとしても、VISAが付いていれば世界中で使える。それが国際ブランド。
国際ブランド紹介
VISA
世界最大のシェアを誇るのがこのVISA。日本でも三井住友VISAカードなどその存在を知らない人はいない程、その認知度は抜群。世界的に見てもダントツの発行枚数。日本でも使い勝手ではJCBにひけをとらない。
MasterCard（マスターカード）
発行枚数第2位。加盟店舗はVISAとほぼ同じ規模なので、世界的には困る事はないレベル。王道のVISAに対して、どちらかというとヨーロッパよりの傾向がある。
「お金で買えない価値がある～」、「プライスレス～」で有名なあのCMは、マスターカードの本社があるアメリカ発。
ちなみにVISAカードとかJCBカードとか、よく「カード」を付けて会社名を表すこともあるが、5大ブランドで「カード」という単語が付くのは実はマスターカードだけ。
JCB（ジェイシービー）
日本で唯一国際ブランドとなっているのがJCB。発行枚数はVISAの5%程度ではあるが、加盟店数ではVISAの50%を超える。
また、その多くが日本であることから、日本国内では一番使い勝手のよいクレジットカードと認知されているのも納得。海外では、日本人がよく行くハワイや韓国を中心に加盟店を増やしている。
American-Express（アメリカン・エキスプレス）
日本で初めてゴールドカードを発行したのが、このアメリカン・エキスプレス。
T＆E(トラベル＆エンターテイメント)を全面に打ち出し、旅行時の様々な優待を中心に独自のサービスを展開、富裕層を中心に人気を得ている。
特に海外旅行時の空港サービスは必見で、非常に充実したサービスを展開。
プラチナカード、センチュリオンカード(通称ブラックカード)などステータスカードの先駆けとしての知名度は高い。
Diners Club（ダイナースクラブ）
アメリカン・エキスプレス同様に、T＆Eカードとして富裕層がメインの顧客となる。入会基準が高く、医者や弁護士、会社役員など社会的地位の高い職種の会員が多いと言われている。
利用限度額に一律の制限を持たないというのが売りで、100万円までと言ったような区切りがある訳でなく、普段の使い方に応じてある程度の余裕を持たせて使える。
また旅行時などにはあらかじめ連絡しておくと、利用額に余裕を持たせることも可能。
世界で初めて設立されたクレジットカード会社としての歴史と伝統が、より一層ステータスという重みを持たせている。
