【特集ページ】クレジットカード選びの決め手

		100.0	年会費が無料
		83.6	使える場所が多い
		79.7	ポイント還元率が高い
		42.7	カード会社の信頼度が高い
		40.9	ポイントで交換できる景品の質が高い
		30.6	ポイントの使用期限がない
		22.8	特定のお店で割引サービスがある
		22.5	マイルが貯まる
		21.9	海外旅行の保険が充実している
		14.8	入会特典が良い

クレジットカードは「お得さ」「信頼」「便利さ」で選ばれる

特に重要視されているのは「年会費が無料」であること。以降、「使える場所が多い」、ポイント還元率が高い」とベスト3が続きます。この3つの条件が、他の項目と比べても群を抜いて多いことがわかります。

その後に続くのが「カード会社の信頼度」。主に銀行系や信販系が根強い人気を維持しています。さらに「ポイントで交換できる景品の質が高い」「ポイントの有効期限がない」「特定のお店で割引サービスがある」、そして10位の「入会特典が良い」など、お得なサービスの有無がカギになっているようです。

最後に「マイルが貯まる」「海外旅行の保険が充実している」という点も重要な要素。旅行が好きな方には最も重要なポイント、といっても過言ではありません。

		100.0	年会費が無料
		97.1	使える場所が多い
		81.9	ポイント還元率が高い
		49.8	カード会社の信頼度が高い
		38.7	ポイントで交換できる景品の質が高い
		35.4	ポイントの使用期限がない
		28.4	マイルが貯まる
		24.3	海外旅行の保険が充実している
		21.0	特定のお店で割引サービスがある
		17.7	空港のラウンジが使える

		100.0	年会費が無料
		78.3	ポイント還元率が高い
		75.3	使える場所が多い
		42.3	ポイントで交換できる景品の質が高い
		38.3	カード会社の信頼度が高い
		27.7	ポイントの使用期限がない
		23.9	特定のお店で割引サービスがある
		20.4	海外旅行の保険が充実している
		18.9	マイルが貯まる
		15.1	入会特典が良い

男性は「信頼」と「便利さ」、女性は「お得さ」を重視する傾向がより強い

「年会費無料」「使える場所が多い」「ポイント還元率が高い」のベスト3はここでも圧倒的な人気。総合ランキングと変わらず上位をキープしています。

男性の回答で目立つのは「使える場所が多い」「信頼度」「海外旅行保険」「マイルが貯まる」「空港ラウンジが使える」など、「便利さ」「信頼」「ステータス」といった部分を重視する傾向がみられること。デートや会食など、飲食店などで支払う機会が多い男性には、会計の時に自分のクレジットカードが利用できないと知り大慌て…ということがないように、VISAとJCBなどブランドを分散させて複数持っておきたいところ。

対して女性の回答には「ポイント還元率が高い」「ポイントで交換できる景品の質が高い」「特定のお店で割引サービス」「入会特典が良い」など、「お得さ」「割引」「特典」といった部分が重要視されていることがわかります。バーゲンやセールなど、「お得」という言葉に弱い女性の心理がここにも表れているのでしょうか。ショッピングが好きな日本の女性にとっては、「もっとお得に！」というのが重要なカギになるようです。

		61.9	ネットショッピングや通販利用時
		61.2
		50.0	高額商品を購入するとき
		65.5
		48.2	手持ちの現金が少ないとき
		57.3
		44.5	ポイントを貯めたいとき
		55.8
		33.5	カード会員に特典があるとき
		46.6
		35.8	旅行時
		36.4
		29.8	使える店舗ではほとんど利用
		19.9
		17.9	通常よりもポイントが高いとき
		30.1
		2.3	その他
		3.9

女性はお得さを求めて利用、男性は使える時に利用

利用されることが多いのは「ネットショッピング」。流通の利便性を高めるため、以前からクレジットカード決済がしばしば利用されています。ネットショッピングのためにクレジットカードを作った、という方も多いはず。

女性が特に男性よりも多い傾向があるのは、「高額商品を利用するとき」。男性に比べ、バッグやアクセサリーなど高額な商品を購入する機会の多い女性。クレジットカードが活躍するシーンです。また、「ポイントを貯めたいとき」「カード会員に特典があるとき」「通常よりもポイントが高いとき」など、お得さへのこだわりも女性に表れています。

対して男性が女性よりも上回ったのは「使える店舗ではほとんど利用」という回答。「何でもカードで払っちゃえ！」という便利さを重視する傾向は、女性よりも男性に強く表れています。

ちなみに、年代別に見ると、「ポイントを貯めたいとき」と答えたのは、女性では50-59歳が最も多いのに対し、男性は20-29歳が最多と対照的な結果が出ています。男性はお金がない20代に、女性は家庭と老後が気になる50代に最も「お得さ」にこだわる…という意識が表れる結果となりました。

		20.2	三井住友VISAカード
		19.8	JCBカード
		6.5	セゾンカード
		5.4	アメリカン・エキスプレス・カード
		4.1	NICOSカード

		25.7	アメリカン・エキスプレス・カード
		10.5	三井住友VISAカード
		9.8	ダイナースクラブカード
		8.5	JCBカード
		2.0	セゾンカード

長い歴史とその規模が信頼の理由。銀行・信販系が上位に

信頼感では「三井住友VISAカード」が僅差で「JCBカード」を上回っています。その後、「セゾンカード」「アメリカン・エキスプレス・カード」「NICOSカード」と続きます。銀行の系列と、歴史ある信販企業が人気のようです。

ステータス性では「アメリカン・エキスプレス・カード」が他を大きく引き離して人気を獲得しています。その後、「三井住友VISAカード」「ダイナースクラブカード」「JCBカード」と続いています。アメリカン・エキスプレスに続く三井住友VISA・ダイナースクラブカード・JCBカードに共通の特徴は、一般カードの券面がシルバーであること。補償やサービスの充実度と同時に、支払の時に手渡すときのイメージも一因となっているのかもしれません。

また、「セゾンカード」はプラチナカードを新規で申し込めるのも魅力のひとつ。アメリカン・エキスプレスのプラチナに相当するサービスが用意されているので、審査に通過する自信があればぜひ検討を。